おすすめの一品
仕立上り名古屋帯
仙桃文 板谷波山図案
綿絽 ¥120,000(税込)
古来より吉祥果として尊ばれてきた桃。
中でも「仙桃」とは、三千年に一度実を結び、これを食せば寿命が延びる、と中国の伝説にあります。
波山作品の中でも代表的なモチーフの一つで昭和初期、百貨店から依頼されてデザインした浴衣の図案を元に型を起こし帯に染めました。
軽くて馴染みの良い生地でとても締めやすい帯です。
これまでの掲載品
有松絞り染浴衣
杢目絞り
400年の歴史を持つ有松絞りで染められた染浴衣。シンプルな杢目絞りの縞文は、小柄な方でしたら男性もご着用可能です。
絞りの浴衣の特徴の一つとして、生地の凹凸のために肌にまとわりつかず、サラッと涼しい着心地でお過ごしいただけます。
益子手紡木綿名古屋帯
茶綿・藍
茶綿はその言葉の如く染められていない天然の茶色い綿。
濃淡に染め分けられた藍と茶綿の自然な色が美しく調和した帯。
江戸寛政初期創業の日下田藍染工房は現当主(日下田正氏)が九代目。
工房では当時の姿そのままに、七十二の藍甕が整然と並びます。
先代の染色家日下田博氏は、陶芸家濱田庄司氏らが提唱する民芸運動に共鳴し旧来の紺屋だけではなく自身の民芸作品の創出に取組みました。
当代 正氏は柳悦考の内弟子となって織を学び、更に木綿の栽培、ウールや草木染の研究など独自の創作世界を展開されています。